行橋市立 長峡中学校
学力向上プラン

1.本校の児童生徒の学力実態

○本校では、@学んだ学力 A学ぼうとする学力 B学ぶ学力 の3つの視点で把握していく。

@学んだ学力…定期考査や単元・小テスト等を通して生徒の学力実態を把握していく。

統一学力テスト等により全国や県の正答率等の比較調査を行う。

A学ぼうとする学力及びB学ぶ学力…「授業についてのアンケート」及び「学習意欲を構成する15の力アンケート」や行動観察等で把握していく。

「授業についてのアンケート」では、「意欲をもち集中して授業に参加する」、「落ち着き、安心できる雰囲気の中で参加できる」という項目については肯定率70%以上であった。また、「学習意欲を構成する15の力アンケート」では、「自分の力を、できるだけ伸ばしたい」、「もっと勉強して力を付けたい」、「苦手な教科を克服したい」等の項目の肯定率は80%以上と高く、勉強して自分の力を伸ばしたいという思いをもっていることがわかった。しかし、「テストで間違えた問題は、やり直している」では40から60%と低く、また、「計画立てた学習」にいたっては全学年とも肯定率20%と大変低い。このように生徒は力を付けたいという気持ちとは裏腹に、自分の望むような力を付けるための方策ができていない、わからない状態であると思われる。このような生徒に対してできるようになりたいという漠然とした意欲を、自発的・積極的に行動に移していくように、一人ひとりの生徒にあった学習意欲の方向性を示すことができるようにすることが重要であると考える。

2.本校で児童生徒に育成する学力

2学期制によって生まれるゆとりを活用して、本校では生徒に身に付けさせたい学力を分析し、きめ細かな指導で、基礎・基本の確実な定着を目指した確かな学力の育成を図る教育を推進する。

@学んだ力=各教科の基礎的基本的な知識・技能(読・書・算等の基礎学力)

A学ぼうとする力=学ぶ関心・意欲・態度(やる気)

B学ぶ力=学び方(思考力、判断力、表現力等の問題解決能力)以上の3点を柱にして生徒に学力を育成する。

3.本校の学力向上の基本的な考え方

(1)「指導方法工夫改善」教員配置校として、生徒自身の個性や可能性に気付かせ、学ぶことの楽しさを体験させ学習意欲を高め、個に応じた学び方を得るような授業作りを行う。

本校では、生徒指導の機能を生かした授業作り(自己存在感、共感的理解、自己決定)を体感させる授業に組織的に取り組んでいく。その成果として他のよさや自分のよさに気付き生徒一人一人のセルフイメージを高め学ぶ力(思考力、判断力、表現力等の問題解決能力)や学ぼうとする力(関心・意欲・態度)を育成する。

(2)基礎・基本が一人一人に確実に定着するように、少人数授業、TTなどの指導方法や指導体制を工夫し、基礎的基本的な知識・技能(読み・書き・算等の基礎学力)を定着させる。

(3)学力向上対策委員会は、授業改善研究部、指導方法工夫改善研究部とで組織し連携して、活動を推進していく。

4.  本校が中心的に取り組む教科や領域及び学力の到達目標

○数学科、理科を中心として、個に応じた指導方法の工夫改善を推進し、確かな学力の定着のために全教科、全領域において実践する。

○人権・同和教育を通して他の「よさ」に気付き、自己の認識を高められるように、全教科、全領域において実践し、よりよいセルフイメージを形成する。

5.本校の学力向上のための授業の行い方

○各教科の基礎・基本を明らかにして、確実に定着するような授業実践を行い評価・改善を行う。

○学ぶ意欲を高め生徒主体の授業を実践するために、特に生徒指導の観点(自己存在感、共感的理解、自己決定)を授業の視点として意識的に取り上げ、生徒主体の授業作りを実践し授業改善を行っていく。

6.学力を向上させる本校の日常的指導の進め方

(1)学校全体での指導…単元の指導目標を明確にし、各教科の基礎・基本の確実な定着を身につけさせる授業作り

○年間を通して、毎週金曜日の7校時に25分間の学力補充の時間を設定する。 

〇後期18周間に、毎週木曜日の7校時に50分間の教科補充の時間を設定する。

(2)個に応じた指導 …個に応じた指導の充実を図る単元指導計画

○少人数、TTなどによる生徒の個別指導

〇生活ノートなどを活用した学習方法のアドバイス

〇放課後などの自由質問教室

7.児童生徒の評価の仕方と評価を生かす指導の改善

豊かな人間性と生徒のよさを生かすために絶対評価を視点にして評価規準の作成と評価方法の工夫改善を行う。また個人内評価を重視した授業改善を行う。

8.本校の読書指導の進め方

読書指導を通して、生徒が本に親しむようになることで豊かな心が育ち、落ち着きある、感性豊かな生徒の育成を目標とする。

(1)長峡タイム(8:20〜8:35)を設け、「朝の読書」を行なう。

(2)総合的な学習や生徒の読書活動が活発にできるような図書室の整備を推進する。

 (3)1年生には、図書室の使用法を含めた読書指導を4月に行う。

 (4)読み聞かせ(図書司書等)を実施する。

 (5)図書委員会を中心に「宝林館だより」を発行し、生徒の読書活動を促す。

9.家庭と協力して進める家庭学習の在り方

 ○PTA保護者集会、学年集会、各種通信などを活用して、教育に関する情報を家庭に提供する。また、家庭と学校と

協力し合って学びの機会を充実させ、学ぶ習慣を身に付けさせる。

 ○夏季休業期間中の家庭訪問をはじめ、冬休み等の長期休業期間を利用した継続的な家庭訪問を通して、生徒の実態を踏まえた計画的な指導を行う。

10.本校教職員が指導力を高める研修の進め方

○全教職員がそれぞれの教科や領域で生徒指導の機能を生かした授業研究を行い、評価・改善し個々の授業実践力を高めていく。また、全体授業研では、教育事務所の指導主事等の外部講師を招聘して指導・助言を受けながら、その成果と課題を次の全体授業研に生かす課題解決型の校内研修を実践していく

○教職員は、各種研修会等へ積極的に参加し指導力を高める。       

11.評価結果、改善策等の公表の仕方

○学校が組織として教育活動を評価し、それを保護者や地域等に情報発信することで、意見を受けながら、それらを学校の改善に生かしていくことが重要である。そのため評価結果や改善策等については、学校評議員会議・PTA総会・理事会・役員会や学校通信・PTA広報紙等を通して公表していく。

○「授業についてのアンケート」で生徒の実態調査を行い、その分析結果をもとに各教師が授業改善のポイントをまとめ生徒に知らせるとともに、生徒にも自分の学習に対する取り組み姿勢について考えさせる。


 
copyright (c) 2018行橋市立 長峡中学校